その気がなくても

その気がなくても

英語はずっとただのツールと思っていたけど、知らないと怖いこともあると思った。

僕は確実によくないことをした。

真っ暗闇体験

真っ暗の中で食事をするという店がチェンナイにある。

おもしろそうすぎる。行かないわけがない。

僕たちは3人。他のお客さんが2人、全部で5人。

中に入ると本当に真っ暗。何も見えない。この中でどう食事をするのか…。

もちろん携帯などは禁止。

1人1つ棒を持たされて、列を組んで1人のスタッフに連れられ誘導されていく。

ここである程度察すればよかった。

楽しいは楽しい

引っ張られるがままに進む。

音は確実に作りものだが、森の中にいるような音や、水が流れる音。

連れられて行く道中ではちょっとしたゲームもあった。

真っ暗の中で渡された臭いを当てるとか。

真っ暗の中でクリケットをするとか。

謎に歌わされたりとか。

大いに盛り上がった。

一向にご飯を食べるところにはいけない。

クライマックス

タミル語もちょっと話したりして、また盛り上がったりもする。

スタッフから話かけられる言葉は基本的に英語。

しかし真っ暗環境でいつも以上に聞き取れなかった。無意識にいつもは口元の動きからも推測しているのだろう。

そして聞き返すことは多々あった。

それが嫌なことではない。

真っ暗闇ツアーは終盤を迎えた。

立ち止まり、スタッフが僕たちに話す。

いまいち聞き取れない。

最後にスタッフから「何か僕に質問はありますか?」と聞かれた。

周りは特にない。感じ。

別に僕も特にないが、なんか質問しないでそのまま終わってしまうのも切ないので。

真っ暗闇やし。

「あなたはイケメンですか?」と冗談交じりで聞いた。

これが失態。

このお店は、どうやら視覚障害者の疑似体験が出来るお店。

そしてずっと先導してくれていたスタッフは視覚障害の人だったのだ。

その質問の後に気づく。

本当に失礼なことを言った。

質問後そのツアーは終わった。

結局食事が出てくることはなかった。

これまた途中でされたであろう「ここで食事しますか?」という質問に「いいえ」と答えてしまっていたのでしょう。

この店はメインが疑似体験だったのです。

 

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