太陽より先に家を出たはずが…

太陽より先に家を出たはずが…

目が付いてれば誰でも乗れると思っていた。

まだ日の出ていない暗い道をグーグルマップ片手にバス停を目指す。

あるいて10分ほどのところだ。

グーグルマップに表記されているのはバス停の場所とバスの番号。

目が付いてれば誰でも乗れると思っていた。

着いたバス停にはたくさん人がいてひとまず安心。

ここでチェンナイバスターミナル行のバスがあるのか聞く

わからないと言ってた男が、「ここでいいよ」と話しているうちに言ってることが変わった。

不安しかない。

しかもバスは次から次へときては、すぐに去っていく

日本のバスとは違いほんの数秒しか止まってくれない。

あ、これか!と思って確認のため携帯に目をやって顔を上げるともう出発している。

そしてグーグルマップの定刻になってバスが来た。

あのバスでいいの?

と男に聞くとうんって返ってきた。

ここで私の旅は終わりかけていた。

なんとバスの中にいる車掌さんに聞くと、このバスではいかないというのだ。

目が付いているのに乗れなかったのである。

まだローカルバス乗るには早かったか。

途方に暮れる。

そこへ車掌さん 俺が次のバス停を教えてやる。

だから座って待ってろ。

なんともたくましい。 そしてちぎられた紙にバスのナンバーを書いてくれた。

家を出て早々インド人に助けられた。

結局本来一本出行けるところを乗り継いで行くこととなった。

夢に見たCMBTに到着 やっとスタート地点に立ったようなもの。

今からはバス探し。 ここまでの運賃はたしか13ルピー

お分かりだろうか。もう立派に日が出ていることを。

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